私はまだ絵が得意ではない
おっす、オラSE!
やる気の本にあった、自分の可能性をつぶし
逃げるように苦手というのではなく、
まだ得意じゃないだけって表現をしたこのタイトル。
人生で絵を書く機会は極力逃げようとしている俺に
災厄が訪れた。
先日、仲良しだったアルバイター仲間たちとオンライン飲み会を行った。
2度目の開催になるため、もはや報告し合うことなどなく、
その内容はたわいもない話へと変わった。
すると、
そのうちの一人が絵しりとりをやろうなんて言い出すではないか。
全力で拒否した。
拒絶した。
「いや、ほんとに上手くないから、やめようぜ!な?!」
一番年上だから。このくらいは優遇されないとな。
さすがにここまで断ったら後輩たちも進めないだろう。
そうして、絵しりとりは始まった。
幸い、同期の女も下手だった。
俺とどっこいどっこい。
ひどくディスられいじられるんだろうと
びくびくする俺たちだったが、
思いの外傷つかなかった。
なんと、普段からいじりやディスりが激しい
後輩の女①と後輩の女②は、
いつもと同じくらいしか言ってこない。
むしろ、俺らの絵の下手さを楽しんでいるではないか。
これは驚いた。
もちろん、下手だのなんだの言われはするんだが、
まったく悲しくなかった。
平等なディスりに感謝すら覚えた。
また、優しさを感じた。
俺はふと思い出した。
俺は絵が苦手で笑われるとか
ディスられるとか
ビクビクして可能性をつぶし
自己効力感を下げ、
自信をまるで失っていたのだと。
それは、やる気のスイッチの本で学んだ、
「苦手ではなく、まだできない。」という考え方だ。
決していいわけに使うのではなく、
こうやって自分を認めることで、
モチベーションを保っていくことができるんだ。
俺はなんてことないオンライン飲み会から
すごく大きなことを得られた気がした。
ありがとう。
楽しかった。
またやろう。
いや、お酒は控えたいかな(笑)
以上。